株式会社日本ケアサプライ(消毒マーク事業者)が清潔・安心・信頼のサービスで「ハイ・サービス日本300選」を受賞

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シルバーマークの軌跡



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消毒マーク事業者訪問



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『介護保険制度の施行から10年を経て、今後の課題と方向性』

一方で、国が推進している地域包括ケアシステム(要介護状態になっても可能な限り住みなれた地域や自宅で生活し続け、人生の最期のときまで自分らしく生きることを実現できる社会基盤)の実現には、人材もサービスの多様化もこれまで以上のものが要求され、国の財政で対応できるのか、保険料がどこまで上がるのかといった不安に対し、三輪氏は介護給付費の財源構成を示しつつ、甲費負担分を上げて保険料を下げる、第2号被保険者の年齢を下げる、軽度の要介護者の負担割合を1割から2割にするなど、さまざまな案が出ていると述べた。
このほか、今回提示された、介護保険制度改正に向けた議論の基本的な論点は以下のとおり。
三輪氏は、2012年度の制度改正に向け、これらについて今年11月を目途に意見をとりまとめ、来年度の通常国会に政府に提案するため、今年いっぱい議論を深めていくとした。
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シルバーマークの軌跡

介護保険制度上の指定基準は、報酬をいただくための、言わば最低限の基準ですので、質の担保につながるものではありません。参入してからが高いハードルのある業界をめざすためにも、介護保険制度以上の高い基準を求め、定期的にサービスの質をチェックするシルバーマークの役割には、これからも期待しています。
当社が介護ベッドのレンタル事業を立ち上げたのは昭和58年のことです。ある顧客の「祖母が亡くなったのでベッドを下取りしてほしい」という一言がきっかけでした。それまでは30数万円する介護ベッドを病院や施設、一般の家庭向けに販売していたのですが、「必要なときに必要な時間だけ使いたい」というニーズに応えるサービスの一環として、スタートしました。
しかし、当時は「レンタル」という業態になじみがなく、他人が使ったものを再利用することへの心理的な抵抗感が強かった時代です。安心してレンタルしていただくために、回収後のメンテナンスや消毒などの安全衛生管理を徹底し、どのように顧客に提供していくか、それこそ電話の受け答えのようなことについても、マニュアルを作りました。
こうした我々の取り組みが浸透し、レンタル対象となるアイテム数も順調に伸ばしていくなか、シルバーマーク制度の創設の話があり、当社は福祉用具レンタルの先駆け企業として、基準づくりなどにも協力させていただきました。それだけに、シルバーマークに対しては「一緒に創り上げてきた」というほどの誇りをもっています。
介護保険制度ができて、新たに指定基準が設けられ、シルバーマークの基準が薄れてしまったことは残念です。しかし、シルバーサービスは介護保険サービスだけではありません。当社では介護保険外のサービスを含めて、高齢期を迎えた団塊の世代に重点を置いたサービスや商品展開を考えています。団塊世代の多様なニーズに応えることは大変なことですが、一緒にシルバーマークを創り上げてきた経験は、そのようなところにも発揮できると思います。
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消毒マーク事業者訪問

異業種からの参入ですが、これまで培ってきた仮設資材等のレンタル・リース業の経験は、福祉用具のレンタルにおいても大いに役立っています。現場の安心・安全を提供するという意味では、建設も介護も基本的な概念は一緒。特に介護では、利用者の多くは抵抗力が低下しており、感染症にかかってしまったり事故を起こしてしまったりするリスクが高いため、品質管理には徹底してこだわっています。多大なコストをかけて自社グループで消毒を行うのも、こだわりがあるためです。認定制度を取得する以前から個々の商品すべてにバーコードを貼付し、購入日から品質管理、商品稼働情報などの履歴情報を追跡できるシステムを確立していたのも、その一環といえます。
認定制度を取得したのは、こうした取り組みを利用者やケアマネジャーに理解していただけるよう、わかりやすく見えるかたちにするためです。ほとんどの利用者は、「福祉用具は安全・清潔なものである」という認識を持っており、消毒への関心はそれほど強くはないと思いますが、だからこそ、その信頼に応えるのが責務だと考えています。
一方でケアマネジャーの方に対しては、しっかりと理解していただきたいと思いますので、年間8回ほど勉強会を開き、消毒の重要性や消毒工程への理解を深めていただいています。こうした取り組みのかいもあって、月間1割程度のペースで利用者が増えており、届いた消毒済のレンタル商品を見て多くの利用者が「新品だと思った」と言ってくださいます。
認定を受けたことで、消毒などの安全衛生管理に対する従業員の意識も変わりました。当社では平成19年からベッド、車いす、エアーマットなど、商品の種別ごとにメンテナンスや消毒工程に関する知識と技術を審査、認定する「介護マイスター制度」を独自に制定しましたが、多くの従業員が取得に向けて研さんを積んでいます。マイスター制度には1級、2級があり、2級取得者は64名いますが、1級はメンテナンスから消毒まで全工程を一人でこなせるだけの幅広い知識と技術を求めており、取得者はまだ出ていません。認定は1年ごとに受け直さなくてはならないので、従業員の意欲向上、知識の更新にもつながっていると思います。
近年、福祉用具を取り巻く環境は、価格の問題がクローズアップされるなど厳しい状況にありますが、今後は今の品質を維持しつつ、価格も含めて高いパフォーマンスを提供していきたいと思います。さらに、将来的には幅広く介護サービスを展開していきたいですね。現在はハード面のサービスしか提供できていませんが、今後はより利用者のニーズに応えていきたいと思います。
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『定年後の人生は在職中から準備を』

宇都木氏は大蔵省印刷局勤務、全印刷局労働組合中央執行委員、公共企業対等労働組合協議会(公労協)事務局次長、日本労働組合総評議会(総評)政治局次長、勤労者ボランティアセンター主幹などを歴任し、現職。
宇都木氏は最初に、ボランティアが力を持つようになった経緯を解説。「市民運動やボランティアが社会的にもその力が認められるようになったのは1995年に起こった阪神淡路大震災の被災者を助けようと、ボランティアなど市民による活動の輪が全国に広がったことがきっかけ。市民による社会的活動は公害訴訟など、時には法そのものをも動かし、やがてNPO法という市民立法として成立することになった」と述べた。
今回のテーマである「定年後の社会参加」については、定年後、社会的立場を失った定年男性のうつや自殺を未然に防止する役割もあるが、それ以上に、退職者のスキルが社会保障制度の基盤が揺らいでいる今後の日本社会に必要不可欠なパワーとなる」と語った。
「そのためには、退職後の“第2の人生”に備えて、在職中から新たなスキルを身につける時間をもつべき。退職前に次の人生設計のために資格をとったりボランティアを体験することを企業がバックアップし、定年後も社会で自分を生かす方法を模索することが重要」とした。
一例として、ヘルパー2級を受講し、デイサービスや施設でボランティアを行ったり、共働きの両親に代わって学童保育や保育園で送迎などを行う地域参加を、具体例を挙げて紹介。介護、福祉、子育て、環境など、そのジャンルは幅広く、NPO法人を設立して組織化し有償サービスとして提供している例も数多いと述べた。
最後に宇都木氏は、「市民運動やボランティアを考えている人は、まずは各地の市民ボランティア支援センターや社会福祉協議会で相談に乗ってくれる。また、こうした地域社会参加を企業がもっと支援するような社会が望まれる」と結んだ。
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シルバーサービス振興会主催『高齢者のすまい』
セミナーレポート(1)

この日は午前に2講義、午後に2講義と1日を費やし、現状把握から市場で勝ち残るための条件や戦略、具体的な事例までを、それぞれの分野の専門家が登場し、講義を行った。
最初に、行政側から「高齢者施設をとりまく環境 介護保険制度をめぐる諸問題について」として、厚生労働省老健局振興課長の土生栄二氏が登壇した。
土生氏は冒頭、介護保険導入の経緯と意義、施行開始から現在までの推移(認定者数、受給者数、財政同行、介護職員数など)を述べた後、制度に関して今後、取り組んでいくべきこととして、75歳以上の高齢者の増大、認知症高齢者の増加、高齢者一人暮らし世帯の増大などの課題を上げ、それに対する各種対策について説明した。
続いて、施設と高齢者の住まいにテーマを移すと、介護保険制度の中では、高齢者の住まいは、まず第一に「地域包括ケアの実現」という枠組みの中で考えることの重要性を説いた。
地域包括ケアとは、医療、福祉、介護サービスをトータルでマネジメントして、高齢者の生活を支援するもので、そのためにはケアマネジャーはじめ保険者や主治医、サービス提供事業者ら多職種共同で取り組まなければならないとした。
また、高齢者の住宅・施設と一口に言ってもさまざまな種類があり、それらは法によって利用者が限定されていたり、食事の有無や介護サービスの内包化の有無などでも分類できること、それぞれの該当と主な施設基準について、改めて共通認識を確認した。
しかし現状、日本は北欧、米国などの先進国に比べて全高齢者に対する施設やケア付き住宅の数が圧倒的に少なく、先にあげた今後の課題とともに、高齢者施設や住宅の整備が急がれていると述べた。
今年度の改正により、所管が国交省との共同管轄となった「高齢者の居住の安定確保に関する法律(高齢者居住法)」では、特に高齢者向け優良賃貸住宅の供給促進が進められており、公・民・自治体でさまざまな取り組みがなされていると、URの安心住空間創出プロジェクトや東京都の東京モデルなど、いくつかの事例を紹介した。
一方、住みなれた住居で暮らす高齢者にとっても、地域密着型サービスの概要や、整備の進まない小規模多機能型居宅介護の詳細について解説し、こうした整備は居住型サービスと施設のバランスのとり方が難しく、地方分権が加速している中で、地域の情勢にあわせた整備が望まれると結んだ。
セミナーレポート(2)へ続く
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医療法人による高専賃ビジネスの展開『高齢者のすまい』
セミナーレポート(2)

午前中、2コマ目の講義は、「高齢者施設市場で勝ち残るための条件」と題して、株式会社今瀬ヘルスケアコンサルティング所長の今瀬俊彦氏が登壇した。
今瀬氏は、1979年に厚生省(現・厚生労働省)医務局入省の厚生官僚から独立し、これまでに老健施設、有料老人ホームなど数多くの施設の開設に携わった経験を持ち、今回は、主に医療法人の展開について講義を行った。
最初に民主党がマニフェストとしてあげた医療と介護分野の抜粋を確認し、介護施設の整備が計画どおり進んでいない現状の一方で、高齢者居住法の改正により、ケア付き賃貸住宅が急増している現状を披露した。
これまで、国交省の管轄で主としてハウスメーカーが建てていた「高齢者住宅」が、一定の要件を満たすことで、社会福祉法人や医療法人が運営できることになったためで、今瀬氏は、ここにこそ医療法人が生き残るための道があると述べた。
具体的戦略として、これまでは医療機関としての業務が大勢を占め、附帯業務は50%以下だった医療法人が、附帯業務の規制緩和が解けたことで、医療機関の業務が15%程度まで縮小することが認められ、代わりに附帯業務として有料老人ホームの経営や、ケア付き高専賃の建設・運用のほうへ大きく転換する医療法人が増えてきたことを紹介した。
医療法人が運営する高齢者の住まいの提供は、主に診療所併設型・医療支援型高齢者住宅であり、この枠組みのなかでも、最近では透析クリニックが運営する透析療養支援型高齢者住宅、ターミナルケアを行う終身ケア・ホスピス対応型高齢者住宅など、他との差別化を図り独自の高専賃を展開する医療法人も現れているという。
これら医療法人が運営する高専賃は適合高専賃と呼ばれるもので、その要件は、1)介護保険法に規定する特定施設入居者生活介護の対象、かつ2)老人福祉法に規定する有料老人ホームの届出が不要というもので、床面積や設備基準のほかに、入浴・排泄、もしくは食事の介護、食事の提供、洗濯、掃除等の家事または健康管理を実施するものと規定されている。
その後、さまざまな事例を紹介しつつ、高専賃など、高齢者住宅の運営がビジネスとして成功するためのキーワードとして、これからの高齢者住宅は地域分散型とサービス連携が必須だと語り、分散型としては、1)サテライト型介護施設と高齢者住宅、2)小規模多機能生活介護の包括ケア、3)医療法人が参入する有料老人ホームの展開を視野に入れるべきとし、成功のための必須の連携として、1)緊急通報連動型24時間訪問介護、2)24時間出勤方訪問看護、3)小規模在宅支援病院との連携の重要性を述べた。
セミナーレポート(3)へ続く
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施設職員のストレス1位は「洗濯物分別」『高齢者のすまい』
セミナーレポート(3)

奥村氏は冒頭で、株式会社メッセージが「アミーユ」というブランド名で運営する有料老人ホーム、高齢者専用賃貸住宅、グループホームや居宅サービスなどの事業内容について説明。「アミーユ」のコンセプトとして「ノーマイラゼーション(普通の生活)の実現」を挙げ、入居者が個人のペースで自由に生活できるように日々の計画を作成しなければならいと述べた。
次に、アミーユで統計をとった結果、職員に最もストレスを与えているのは洗濯物分別で、居室掃除、移動介助、入浴介助などを上回っていることを明かした。これを受けてアミーユでは、居室に洗濯機の購入を促したり、浴室を設置するなど自分でできることを自分でしてもらう工夫をしたと説明。入居者の能力を向上させ、その分の職員の労力を他の介助に費やした結果、職員のストレスが減少し、給与の向上にもつながったと報告した。
また奥村氏は、施設でのケアマネジメントについて、一般的にケアマネジャーは24時間のケアプランは作成しないこと、自然と集団単位の同時援助を行うため、個人の顔が見えにくいことを指摘。個人個人で生活パターンが違い、提供するサービスへのニーズも異なることから、ケアプランに基づいた個別スケジュールの管理が求められると説明した。
その上で、個人のニーズにもとづいたサービスと施設業務を同時並行で効率よく実施するために、24時間の介護スケジュールを作成するソフト「Axist1」を紹介。「Axist1」は、入居者の介護スケジュールをシミュレーションして必要な援助を提供するだけでなく、介助に必要な時間やその時間帯にずれがないか、人員は適正かなどを検証することが可能。介護スケジュール、介護記録、職員や施設全体のスケジュールを一度に管理し、効率的な業務票を作成することができる。
奥村氏は、援助の効率性を考えることは決して悪いことではないとし、「必要な援助を必要な人に提供することが重要である」と述べた。
セミナーレポート(4)へ続く
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「3問アンケート」で課題を抽出『高齢者のすまい』
セミナーレポート(4)

糠谷氏はまず、失敗する高齢者施設の共通項について説明。高齢者が求めているものは、静かで邪魔されない環境ではなく、家族が訪れやすい立地や寂しくない環境、住み慣れた町並み、子供・若者が集う普通の環境であるということを理解していないと失敗しやすいと述べた。このほか、高齢者は建物ではなくそこで過ごす時間にお金を払うことや、コンセプト、ターゲット、こだわりのサービスなどを明確にすることを意識しなければならないといった失敗しないための工夫を解説した。
次に、いま市場で何が求められているのかについて、明確なコンセプトを設定することにより、わずかな時間でもわかりやすい説明ができるようになり、これが信頼感や安心感につながると述べた。
また、マーケティングの三原則として、1)「誰に」(対象者)を絞り込む、2)「何を」(磨きこむサービス)を絞り込む、3)「どのように」(伝達方法)を強化するを挙げ、これらを明確にすることが重要とした。
講義の後半には、地域で一番の高齢者施設サービスを提供するために、これからの高齢者住宅に必要なこととして以下の5つを挙げた。
5つの項目について、この事業においては、サービスを提供するスタッフが商品であると説明し、全面的な個別対応を強化し、向上し続けることが重要であると解説。また、ほめていただけること、お叱りを受けること、取り組んでほしい新しいサービスの3つを質問する「3問アンケート」を実施することにより、課題を抽出していくことも提案した。
糠谷氏は最後に説明してきた内容について振り返り、「明日から実践するテーマを決めてください」と呼びかけて、講演を終えた。
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